冷たい君が一途に好き*幼なじみに片想い*(仮)
こっちにも女…。
颯は女の扱いが慣れてるらしく、つくった笑顔を振りまいている。
俺の視線に気づいたのか、
「風麻〜助けて〜」
と、小声で言ってきた。
…はぁ?
あんな笑顔振りまいてっから女が集まんだよ。
自業自得だろ…とか思いながらも
「…颯に話したいことあったわ。
悪いけど、2人で話したいから」
こう言って助ける俺。
俺がそう言った途端に「ごめんね〜」と言って去る女達。
颯に話したいことなんか、ねぇけどな。
ま、俺も助かるのを知ってたし一石二鳥?
「ありがと風麻くん♪」
「……気持ち悪りぃな」