冷たい君が一途に好き*幼なじみに片想い*(仮)
「バカだなお前。
だったらとっくに飽きてるだろ。こんなに冷たくされても中学の時から好きだったじゃん」
……。
否定は出来ない。
正確に言うと、小学校の頃からだし…
「ちょっとは優しくしてやれよ。
それに…さっき廊下に萌加ちゃんいたぞ?
きっと風麻に会いに来たはずだな。
まぁ、あいさつぐらいはしてやれ?」
…さっき廊下にいた?
全くわかんねぇし…。
でも…あいさつぐらいはしてやってもいいかもな。
常識だし?
「…わかった。あいさつぐらいはしてみるわ」
すると、俺がこう言ったのが驚いたのか、颯は目を丸くしている。
…んな驚くか?