冷たい君が一途に好き*幼なじみに片想い*(仮)

あたしは急いで外に出る。





「…風麻ーっ!」



あたしは走りながら大きな声で名前を呼ぶけど…



彼は振り向かないで、スタスタ歩いて行く。




…もう! こうなったら!!



あたしはさっきよりもスピードを上げて走り出し…



目の前に近づいてきた背中に、ガバッと抱きついた。
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