冷たい君が一途に好き*幼なじみに片想い*(仮)



…まぁ、確かに。





「……悪かったな」





あいさつされても無視ってたのは、




良くなかったわ。





「ふ、ふふふ風麻が…


謝ったぁああ!?」





隣で、バカでかい声を出すコイツ。




…てか、




「うるせんだよ……黙れ」




「ごっ、ごめん。


風麻が謝るから…」





なんで俺のせいなんだよ。




意味わかんねぇし。




つーか、謝ったくらいで驚くか?





…それから、萌加は何かを話してきたけど、




俺は相変わらず冷たいまま。




相づちなんて打たないし、




ずっとスルーしていた。




…だけど。





萌加はニコニコ笑っていた。




冷めた俺に対して、ずっと笑顔の萌加。




周りから見たら、間違いなくおかしいだろう。
< 50 / 81 >

この作品をシェア

pagetop