冷たい君が一途に好き*幼なじみに片想い*(仮)
「なーんかジメジメしちゃってさ!
いつもの萌加じゃないよっ」
いつもの…あたし⁇
それって…
「あたし、最近暗いの…?」
桃江に恐る恐る聞いてみると。
「そう。暗いっ!
時々自分の世界入っちゃうしー、
前までのポジティブ思考はなに⁉︎
みたいな?」
桃江は、あたしがぼーっとしてたときのマネをして話す。
それを見て、笑ってしまった。
「あはははっ
まぁ…なんかね…今はポジティブに考えられない状態でして…」
あたしがこんなに悩むのは初めてだと思う…。
「どうせ永井でしょ? わかってるよ。
…最近話してないね」
…そう。
風麻に‘‘好き”って言うのをやめて、風麻の態度が変わらないのも悩んでるけど…
最近、話してないんだ…。