冷たい君が一途に好き＊幼なじみに片想い＊(仮)

「け、ケンカなんてしてないよっ！！」




風麻とは、今確かに気まずい感じ…なんだけど。。

決して、ケンカをしているわけじゃない。




あたしがあんまりにも必死で否定したからか、美少年は少し驚いていた




「んじゃ、なんで？
ふつーに教室入ればよかったんじゃないの」




そして、バツっと言ってくる。





……う。




さ、さっきから何なのこの人。




そもそも関係ないじゃん…。





「…も、いいです。
自分の教室帰ります、」





風麻もどこか言っちゃったし…。





はぁ、とまたため息をつきながら、くるっと美少年に背中を向ける。




「オレ、結城 守っつーから。

なんかあったら相談しな、今から友達ってことで」




あたしの背中に向かってそう言って、美少年は教室に入ってった…ぽい。