王子さまの秘密
そんな話をしていると、何人か集団で入ってきた。







その人たちにも、あいさつをしている。







「あの…あの人たちは?」







「あぁ、あいつらは幹部。
一番左から、本橋 銀
その隣が本橋 豪
その隣が道長 新
そして、副総長の黒崎 仁だ。」









「うーん。」







「あれれ~?
総長さんが女の子を連れてくるなんて
めずらしいですにゃー?」





「うっせ。」







「そうだな。
朔が女をつれてくるとは珍しい。」







そんなにめずらしいんだ。






「明日、雨降るぞ。」








「いやいや、雨ってもんじゃねぇ。
台風だ。あ!
槍が降ってくる!」








「おいお前ら、黙った聞いとけば、調子
に乗りやがって…
殺してほしいか?」








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