一匹狼な彼氏と能天気な彼女
もー、しょうがないなぁ…
「おはよー、島崎くん。」
「「「「!?!?」」」」
今度はあたしに視線が向けられる。
「えっ、みんなどうしたの?」
「ちょっ、あんた何言ってんのっ!?」
「何っておはよーって言ったんだけど……あっごめん、今お昼だからおはようじゃなかった。」
だったら…やっほー♪とかかな?
「いやそうじゃなくてっ!!」
「えっ、じゃあ何?」
ふとドアの方を見たときに、相変わらず無表情の島崎くんと目が合った。
まぁ一応ということで会釈をするが…
向こうは無視って自分の席へ着き、机にうつ伏せやがった。
ゔぅ゙ーコノヤロー!!