一匹狼な彼氏と能天気な彼女





「.........おい。」



島崎くんが話し掛けてきた。



「んー?」


「...お前、俺が恐くねぇのか...?」



恐い?



「なんで?」


「......知ってんだろ。」



あー、噂のヤツか。



「知ってるよー。だから何?」



そう言った途端、島崎くんの目が大きく見開かれた。



わー、めっちゃ目開くねっ!



あたしどんだけ開くかなー?



一緒になってあたしも目を開いてみる。





< 24 / 128 >

この作品をシェア

pagetop