一匹狼な彼氏と能天気な彼女
あのー、そんなに見つめられると照れるんですがー。
「いつまで見てるの?」
「あっ、悪ぃ...」
そう言うと同時に、バッと顔を背けた島崎くんの髪がふわっと揺れ、夕日の光を浴びてきらきらと輝いた。
「綺麗...」
思わず声に出た。
「あ?」
また島崎くんがあたしを見る。
「金髪、綺麗だね。」
無意識に笑みがこぼれた。
「...お前って変な奴だな。」
「そうかなー。」
まぁ別にいいや。
あっ、掃除掃除ぃ~♪