絶望の部屋
僕は警察に連れられて全てをはなし僕が中学生であったのと殺したのが間違ったことを了承し家に帰してくれた。


一成と瑠璃にはこのあと理由を話したが学校のやつらには話さなかった。


信じてくれるかどうかわからない奴らに話す気はおこらなかったからだ。


そして僕は学校では殺人鬼と呼ばれ嫌がらせをされ学校にいける状態ではなくなった。


それから家に引きこもるようになり、自分のことを「俺」から「僕」と呼ぶようになった。



なぜそうしたかと言うと自分の強かった時のことを忘れしまいたいからだ。



「僕」と自分のこと呼ぶことによって弱い印象を持てると思ったからだった。



そうして引きこもってる間僕は何することもなくひたすら考えるのをやめて家族の写真を見つめていた。



外に出るのは命日に墓参りで謝りに行くだけになった。


そして高3になって絶望の部屋に呼ばれるまで僕は絶望した。



一番の親友との約束も守れずこの刀抜き僕は一人で今歩いている。



…「悠哉、俺はお前のことを絶対裏切らないしどんなことがあっても守ってやる。


でもその代わりお前はその刀を二度と抜くな。」




「うん。わかったよ」



「男と男の約束だぜ。」…



ピィーーーーーーっ



「陣取りゲーム二回戦終了」とゼツボウの声が聞こえた。



仲間を失った僕はそんなよろこばしい気持ちにはなれなかった。


そして誰にも会わないように集会室に一番につき集会室をあとにした…。
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