絶望の部屋

一人

僕は今一人で意味のわからない場所にきている。


部屋に帰ると一成や栞達にあってしまうからだ。



絶望の部屋のなかでも一番静かそうで見つかりにくそうな場所で一人でただ時間が経つのをまった。




ここは星が綺麗に見えるようになっていた。



僕は星を見つめて何も考えないようにした。



手にはまたあの感覚が残っている。


手に残る嫌な思いと心の中の感情が甦ってきて怖くなり僕は耳を塞ぎ目をつぶった。



そして僕はそこでそのまま寝てしまっていた。



ズキッ


足の痛みとともに目が覚めた。


歩くのもままならないぐらいだった。


血は寝てる間に止まったみたいだが痛みが酷い。




みんなは僕のこと探してるかな？


でも約束を破った最低な僕のことをみんな探してくれるのか？いや少なくとも一成はもぉ僕のことを許してくれないかな…



僕は約束を破った。だったら話せなくなるのも当然だよね。



栞はあのあと無事だったかな…
一成も七海も殺されてないかな…



そうやってまた僕の悪い癖で色々考えてしまう。


こうやって考えて言い様なったことは一度だってないんだからな。



もぉ考えるのはやめよう。