絶望の部屋
「ねぇ悠哉。どうしたのさっきからずっと考え込んで…」



「えっ、あ、ごめんごめん。


次のゲームの予想をしてただけだよ」



「そうなんだ…。


何か悩みがあれば言ってね?私はいつでも悠哉の味方だからね。」




「うん。ありがとね栞。


でもなんでもないから安心して!


どんなのがこようと僕が守ってあげるよ!」



「とかゆって逃げないでよ?」



「逃げないよ!」といつも通り楽しく会話をしながら集会室の扉を開けた。



集会室にはまたゲームが始まる恐怖からかどんよりとした空気が流れている。



この部屋にいるだけで気分が悪くなってくるぐらい雰囲気が悪い。




部屋には今までと違いこのゲームに参加している人がみんな集まっていた。




今回はおそらく前までのようなチーム戦ではないようだ。



じゃあ誰が鬼をするんだ…?。




この時僕は何かを思い出しそうで背筋凍った。




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