妖精と精霊と人間と
「これは?」
ラーグウェイがそう聞くと、美香は笑顔でこう言った。
「三人で撮った写真。綺麗でしょ?」
美香の言う通り、その写真には一年前の野外活動で泥まみれになっている三人が居た。そしてメモには、『いつも正直で落ち着きの無い美香へ。何かあったらいつでも言ってね。By.北斗。俺があげたブレスレット、しとけよ?By.明。』と書いてあった。美香は、月の光りに明に貰ったブレスレットをスカした。純粋で素直と言う意味の白だった。嬉しさと同時に、寂しさも感じた。どの色にも染まってしまいそうな気がしたからだ。
「参っただな・・・地を司る大天使・アウリエル様。これは、ちょっとばかす困った事ぬなりますた。」
ノームも、そう呟くと部屋の中へと戻って行った。
ラーグウェイがそう聞くと、美香は笑顔でこう言った。
「三人で撮った写真。綺麗でしょ?」
美香の言う通り、その写真には一年前の野外活動で泥まみれになっている三人が居た。そしてメモには、『いつも正直で落ち着きの無い美香へ。何かあったらいつでも言ってね。By.北斗。俺があげたブレスレット、しとけよ?By.明。』と書いてあった。美香は、月の光りに明に貰ったブレスレットをスカした。純粋で素直と言う意味の白だった。嬉しさと同時に、寂しさも感じた。どの色にも染まってしまいそうな気がしたからだ。
「参っただな・・・地を司る大天使・アウリエル様。これは、ちょっとばかす困った事ぬなりますた。」
ノームも、そう呟くと部屋の中へと戻って行った。