終わらない恋
「突然ごめんなさい。私は村瀬香織っていうの。あなたがあまりにも友達に似ていたから……」


「"はな"って人に知り合いからも間違われました。」


――はなサンと知り合いなのかな?



私は興味深く香織サンに話しかけた。



「え?それってまさか友宏!?」



友宏と呼び捨てなのが気になったが私は「はい」とだけ言った。



「まじで……??友宏と会ったんだ…。私、友宏のいとこなの。友宏なんか言ってた?」


「いえ…間違われたくらいです。」


「やっぱり間違えるよね。なんて名前なの?」



「ななです。」


「ななチャンちょっと話さない?なんかはなに会った気分だな〜」



その言葉に少しいらついたが、抑えて香織サンと一緒に近くのカフェに行った。
< 62 / 98 >

この作品をシェア

pagetop