この気持ちは止められない
その瞬間、サアァァと血の気が引いていく。
「は、はは早川くん......」
私、終わった...
そんな私に対して、早川くんは、
「お前なぁ‼︎ 言い逃げってどうなんだよ‼︎ 少しは俺の気持ちも考えろ‼︎」
そう言って私の肩をガシッと掴むと、ゆさゆさ前後に揺らしながら怒鳴ってきた。
「は、早川くん......」
な、なんか怖い...
「大体なぁ‼︎ 告ったのを取り消しなんて出来ねーんだよ‼︎」
「あ、あの......は早川く「俺がどんな思いしたか分かるかよ⁉︎」
そう言われた瞬間、早川くんの匂いに包まれた。