この気持ちは止められない



「ていうか、俺はこう可愛い子が好きなんだよな‼︎」



早川くんの言葉が、グサリと私に刺さる。



分かってる。



私が可愛くない事だって、分かってる。



自分で分かってるもん。



「だから、俺には眼中にもないわけで──ガタッ‼︎



追い打ちをかけるように聞こえる言葉。



それを遮るように、大きい音を出しながら椅子から立ち上がった。




< 4 / 159 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop