君と歩く未知
ぱっとケータイを見ると、美和ちゃんからの電話だった。
アタシは急いで電話に出た。
「…もしもし」
「もしもしー?聞こえないよー?どーしたのさ、元気ないじゃん!また和哉とケンカしたのー?」
美和ちゃんの明るくて元気な声。
アタシがホッとした拍子に、我慢の糸が切れた。
「…美和ちゃん…」
アタシは思わず泣き出してしまった。
そんなアタシを心配する美和ちゃん。
アタシは、誰にもこのことを話さないつもりだった。
誰にも言わず、アタシの胸にだけしまっておこうと思ってた。
でも、アタシは美和ちゃんに全てを打ち明けてしまった。
なんでだろう?
これが、友情なのかな…?
アタシの話を黙って聞いていた美和ちゃんは突然大声で言った。
「駅まで頑張って歩いて!今すぐ行くから!」
そう言って切れた電話。
アタシは重い体で駅までの道を歩き始めた。
もう、どうしたら良いのかわからない。
美和ちゃんだけが頼りだよ。
美和ちゃん、困らせちゃってごめんね。
でも、美和ちゃんにしか相談できない。
美和ちゃん…
美和ちゃん…
アタシはぼんやりした頭でそんなことを考えながら駅まで歩いた。
アタシは急いで電話に出た。
「…もしもし」
「もしもしー?聞こえないよー?どーしたのさ、元気ないじゃん!また和哉とケンカしたのー?」
美和ちゃんの明るくて元気な声。
アタシがホッとした拍子に、我慢の糸が切れた。
「…美和ちゃん…」
アタシは思わず泣き出してしまった。
そんなアタシを心配する美和ちゃん。
アタシは、誰にもこのことを話さないつもりだった。
誰にも言わず、アタシの胸にだけしまっておこうと思ってた。
でも、アタシは美和ちゃんに全てを打ち明けてしまった。
なんでだろう?
これが、友情なのかな…?
アタシの話を黙って聞いていた美和ちゃんは突然大声で言った。
「駅まで頑張って歩いて!今すぐ行くから!」
そう言って切れた電話。
アタシは重い体で駅までの道を歩き始めた。
もう、どうしたら良いのかわからない。
美和ちゃんだけが頼りだよ。
美和ちゃん、困らせちゃってごめんね。
でも、美和ちゃんにしか相談できない。
美和ちゃん…
美和ちゃん…
アタシはぼんやりした頭でそんなことを考えながら駅まで歩いた。