君と歩く未知
 丁度、画面の半分くらいが黄色い小さな渦で埋まった頃のことだった。
誰も訪ねて来ないはずの、この部屋のドアが開いたの。
運命だって思ってた。
こんな生き方をしている寂しいアタシに神様が出会わせてくれた人だと信じてた。

今でも信じているよ。
バカみたいだって思われるかもしれないけど、
あの出会いは運命だって、信じてる。
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