君と歩く未知
そして、カズくんは正式に美術部に入部することになった。
もともと帰宅部だったカズくんは何の迷いもなく美術部に入部を決めた。
いや、帰宅部という言い方には語弊がある…実際、家に帰らずにずっと遊んでいたんだから。
まぁ、その遊びのおかげでアタシとカズくんは出会えたんだけどね。
あの日の放課後にカズくんたちが、かくれんぼをしていなかったら、きっとアタシとカズくんが出会うことはなかっただろう。
そんな風に思うと、アタシたちって不思議な巡り合わせだなぁ…ってしみじみ思う。
アタシの人生まだまだ捨てたもんじゃないなぁ。
これからもたくさんの人に出会いたいよ。
たくさんの人と関わった分、心が豊かになるような気がするもん。
それはさておき…アタシたちは今、非常に悩んでいるのです。
うちの学校では、夏休み明けにすぐ文化祭があるらしい。
その文化祭に美術部は毎年個人の作品を展示するんだって。
それは、アタシもカズくんも絵を描いて展示しなくてはならないってこと!
大変だ…急いで絵を描かなくっちゃ!
でもこういう時に限って、素敵な絵の構図が頭に浮かばないんだよね。
どうしよう…
もともと帰宅部だったカズくんは何の迷いもなく美術部に入部を決めた。
いや、帰宅部という言い方には語弊がある…実際、家に帰らずにずっと遊んでいたんだから。
まぁ、その遊びのおかげでアタシとカズくんは出会えたんだけどね。
あの日の放課後にカズくんたちが、かくれんぼをしていなかったら、きっとアタシとカズくんが出会うことはなかっただろう。
そんな風に思うと、アタシたちって不思議な巡り合わせだなぁ…ってしみじみ思う。
アタシの人生まだまだ捨てたもんじゃないなぁ。
これからもたくさんの人に出会いたいよ。
たくさんの人と関わった分、心が豊かになるような気がするもん。
それはさておき…アタシたちは今、非常に悩んでいるのです。
うちの学校では、夏休み明けにすぐ文化祭があるらしい。
その文化祭に美術部は毎年個人の作品を展示するんだって。
それは、アタシもカズくんも絵を描いて展示しなくてはならないってこと!
大変だ…急いで絵を描かなくっちゃ!
でもこういう時に限って、素敵な絵の構図が頭に浮かばないんだよね。
どうしよう…