Revenge game
「自己防衛だった。そう言いたいのか?」

藤崎は俺に聞いた。
そう!自己防衛じゃないか!!自分が大事なんだから

「そうだ!俺は自分を助けたんだ」

俺は胸を張って答えた。

「人を殺しておいて、開き直るなんて…
頭イカれてんじゃない?ふふっ」

口許に手を当て、笑いながら俺を見下した女。

「あぁ、コイツは無責任だから」

冷ややかな目で俺を見る藤崎。

「大体、お前が殺せば楽にしてやる。って言ったんだろう?
約束は守れよ!!」

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