Revenge game
「私は吉田海良。カイラって呼んでね?13歳だよ」
カイラはクスクス笑ってた。
よく笑う子みたいだ。
「ねぇ正樹。復讐するの?」
カイラは唐突に聴いてきた。
「うん。よくわかったね」
隠す必要も無いので教えた。
「目がそっくり。私や流香と」
そう言ってカイラは目を細めた。
その流香?って奴はわからんが
きっとカイラも何か大変だったんだと思う。
「正樹。復讐私も参加したい…」
「え?」
カイラは関係ないはずなのに…
だが、人手は多い方がいい。
「助かるよ」
俺はその申し出を受け入れた。
どうやら神様も応援してくれてるみたいだ。
頼もしい助っ人と言う名の
最高のプレゼントをくれた。