幸せになっていいですか
会社に到着。

駐車場で話しながら歩いているのをみんなが見て驚いている。

プライベートを分けるのと、会社で噂が立たないようにする為に私と加奈子は先を歩いた。

所々からちょっとした声が聞こえたが、無視してエレベーターホールに向かった。

「そこの二人!」

「は?」振り返ったら良樹さんと一哉だった。

「そんなに颯爽と歩かれたら、他の男が見るだろう~」

「ばっかじゃないの!」二人が一緒に同じことを言った。

二人は顔を合わせて笑った。

「やっぱその顔。それいいわ」って肩を一哉に叩かれた。

エレベータに乗って上へ向かった。

ロッカールームに行った。

「あれ~真理さ~ん。それどうしたんですか?スカーフ巻くなんて珍しい・・」

「何もない!」

「それが怪しい・・・」

「もう。何だっていいでしょ。秘密」慌ててロッカールームを出た

「真理。バレバレ」加奈子が笑って寄って来た・・

「もう・・どうでもいいわ。」相手もわかっているみたいだし・・・

「まぁ今日は一日我慢だね」と肩を叩いて先に行った。

(よし。決めた。なんでも来い!私の本領発揮みせてやる・・・)

満面の笑みで答えやろうと部屋へ入って行った

やっぱり一哉と良樹さんを探してしまう・・・

癖になっているような気がした・・

(やっぱあの二人はかっこいいわ・・・でも一哉が一番だけどね)

席に着いたとたん質問攻めにあった・・・

誰か・・・助けて・・
< 102 / 329 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop