幸せになっていいですか
2本目のボトルが来た・・・

「真理はほんとに頑張った」乾杯2回目。

「そんなことないよ」

「ぶっちゃけ聞くけど、優志さんのこと・・」

「大丈夫。もう思い出になってるから・・もう顔も出てこない」

「そっか・・・一哉さん頑張ったね~。真理も頑張ったけど。」

「優志を思っていても愛していいかって言われた」

「真理、その覚悟わかる?」

「うん。だから決めたの。私は一哉だけ・・・」

「あ~真理がうらやましい」

「何で?うまくいってないの?」

「何で?うちが?そんなわけないでしょ。うちはラブラブよ」

「だよねぇ~良樹さんて加奈子にめっちゃ惚れてるもんね」

「そうそう。でも私のほうが愛してるもん」

「加奈子可愛い」

「真理に言われてもうれしくない」

「だよね~私だって言われたいもん。一哉に」

「彼氏自慢してるのか?っていわれそうだよね~」

「ほんと後ろから言われたら驚くよね」後ろを振り返って見た。

「あははは。それは無いか!!」笑って飲んだ。2本目が空いた。

「彼氏自慢でもやっとく?」

「やろう!」

3本目のワインが来た・・・

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