幸せになっていいですか
4本目が来た・・

「ピッチ早いかな?」

「そうかも。もう4本だもんね」

「ゆっくり飲もう」

「そうしよう」乾杯4回目。

「ゆっくりしたいなぁ~」

「明日二人で休まない?真理」

「そんなことしたら一哉怒るよ。きっと」

「じゃ 行くふりしてバックれる?」

「良樹さんどうするの?」

「先に出ていくから大丈夫」

「それ楽しそうだね・・・」

「じゃやってみる?」

「二人の焦る顔と怒る顔が浮かぶね」

「そうだね。でも何かかわいそうな気が・・・」

「私達の今待ってる気持ちはどうよ」

「確かに・・・」

「有給は?」

「めちゃくちゃ残ってる」

「実行する?」

「やる?」

二人で携帯電話を出して電話をしようとした時、

「なにを実行するのかな~」

「何をする気かな?」

聞き覚えのある声が・・・

「うわぁ」

「でた!」

後ろに二人が立っていた・・・

「何かたくらんでるな?」

「真理・・白状しろ!」

「ナイショ」って二人で笑った
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