幸せになっていいですか
「何で連絡しなかった真理。」

「加奈子もだよ」

「え?だってメールしても見ないでしょ」

「見る時間ぐらいあったけど」

「それはごめんなさい」

「でも何でここがわかった?」

「ちょっと飲もうかって話になって、見たら二人が楽しいそうに飲んでいたから。声を掛けようと
 近づいたら、実行って聞こえたから、二人を驚かそうと思ってね」

「で何が実行?説明してくれるかな?」

「ないしょ」

「ふーん言わないつもりなんだな加奈子」

「真理も言わないつもり?」

「あー加奈子ほらそろそろ帰ろ」思いっきり話をそらせようとした

「そうだね~じゃ お先」って帰ろうとしたら、二人とも腕を掴まれた・・

「帰さない・・・」

「帰さないよ・・」

そのまま元の席に座らされた・・・

「で。説明は?」

「言いたくない」

「私も・・・」

「今夜覚えてろよ・・・」二人が言った

「大したことじゃないからね。真理」

「そうそう。たいしたことじゃないから・・」

「とりあえず・・・帰らせてお願い。良樹さん」

「わかった。飲んで帰るか一哉」

「ああ。そうする」

「じゃ後で」

二人で店を出た・・・

「明日どうする・・・休む?」

「良樹さん次第になりそうだわ・・・」

「私も・・・一哉次第かも・・・」

とりあえず下に降りた
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