幸せになっていいですか
加奈子がやって来た

「真理、おはよう」

「おはよう・・・」

「真理、あんた昨日一哉さんとやりあったでしょ」

「わかる?」

「良樹さんが言ってた。真理が怒るような気がするって・・」

「そっか・・・その通り。すごい怒った」

「やっと結ばれて、結婚の約束して、はい年内に結婚しろって言われても・・・」

「そうだよね~。確かに一哉さんからみた年数だったらわかるよ。でも真理からみた年数って
 ちゃんと会ってからなら数か月・・・そりゃ困惑するわ」

「確かに一哉が結婚破棄から5年でも、私と付き合った時間なんて数か月よ。もっとゆっくり
 ことを進ませたいの」

「それに私まだ両親とも会ってないからね・・」

「一哉ってどこまで話したのかしら・・・」

「良樹さんは真理のこと全部話してたって言ったよ」

「優志のこともかな・・・」

「当たり前でしょ。あっちのほうがよく知ってるでしょ」

「そうだった・・・」

「もしかして・・・優志のせいかな?」

「わかんない・・でもおじ様の考えは何かあるみたい・・・」

「何とか聞き出せないかな・・・」

「そうだ。沙紀ちゃん!呼ぼう!ここに!」

「迷惑だよ。きっと」

「どうせ下の階にいるし、すぐに来ると思うよ。」

「・・・じゃお茶する?ランチする?」

「ランチ!決まり。連絡するわ」

10分後・・・沙紀さんが来た

「真理さん。加奈子さん。3人でいいとこ行きませんか?」沙紀はニコッと笑った。

「気分転換に行きますか!」3人でランチへ行った。

その後、まさかあそこへ行くとは思っていなかった・・・
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