幸せになっていいですか
落ち着いたので3人でリビングに戻った

「お待たせ」

「真理大丈夫?」

「加奈子さん。沙紀さん。真理さんを苛めてませんからね」

「おじ様。おば様。真理はこれから・・・」

「婚約報告を兼ねたパーティーは年末だな・・式のことはその後いつでもいい」

「真理それでいいの?」

「はい。それでいいです」

「お父様とお母様にお願いがあります。4月に結婚式を挙げてもよろしいでしょうか?」

「一哉と真理さんがいいなら私達はいつでも。」

「勝手言ってすいません。一哉さんにも相談なしで・・・」

「一哉はほっとけ。真理さんの言うことは聞くだろう」

「そんなことないですよ」

「新藤の一族は女が強いからな~」

「強いんじゃないんです・・きっと、やる時にやる女性かもしれませんね」

「そうよ。そう!やる時はやる。まさにそうだわ。あなた」

「そうかもな。あははは」みんなが笑った。

「それじゃ お茶にしましょうか」

みんなで笑い声の絶えないお茶会になった。

「そうそう。真理さん。私達のこと様つけは無しよ。お父さんとお母さんでいいから」

「ありがとうございます。お父さん。お母さん」

「もう一人娘が増えたな。紗子。」

「可愛い娘と今度は凄く美人な娘。私、負けないようにしなくっちゃ」

みんなが大笑いした
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