幸せになっていいですか
あっと言う間に夕方になった。

「しまった・・・一哉さんに連絡してない」

「私も良樹さんに」

「私も智哉さんに」

「どうしよう・・・」3人が一斉に携帯を見た。

凄い着歴とメールの数が・・・3人そろって顔を合わせて笑った。

「おいおい。うちの男共は心配性だな」

「元はあなたが悪いのよ」

「そっか。じゃ わびを入れないとな。連絡するか。誰からしようか・・・智哉にするか」

「智哉。二人を連れてここに来い。何分で来れる?」

「30分か。わかった。待ってるぞ」

「あいつらもしかして3人一緒だったかもな。あははは」

部屋の全員が笑った。すぐに3人の携帯が一斉に鳴った

「ここにいることは内緒にな」と小声で言っていた

はいと返事をして、電話を取った。

「心配しないで。気をつけて行ってきて」

「帰って待つから」

「はい。気を付けて」

それぞれ話しをして切った。

「隠れる?どうする?」

「隠れるか!そのほうがおもしろい」

「じゃ隣で待っててね」と別室へ行った。


間もなく3人が慌てて帰ってきた・・・
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