幸せになっていいですか
男3人の会話が聞こえてくる・・・黙って聞いていた・・

「一哉、お前今日会社であんなミスするか?」

「うるせぇよ。俺だってしたくてしたんじゃない」

「智哉は智哉で沙紀がいないって焦ってるし・・電話は半端なくかかるし・・」

「今まで一番つかれたぞ俺は!」

「あいつらどこ行ったなろうな~兄貴」

「女だけで飲んでるんだろう」

「おいおい沙紀も混ざってるのか?」

「だろうな・・もう仲良しさんだろ」

「まぁ沙紀に姉さんができてよかったわ」

「頼りないかもな」

「真理ちゃんや加奈子が聞いてたらどうする?」

「怖!俺しめられるわ・・」

「真理さんを怒らすなよ兄貴。ほんと俺しめられそうだから」

「お前が余計なこと言わなきゃいいんだよ」

「でもさ・・真理ちゃんって度胸あるよな・・・親父さんと、さしで話ししたんだろ?」

「みたいだな。よくやったと思うよ・・・」

「そうだ真理ちゃんに聞かなくていいのか?内容を」

「ああ・・ちゃんと聞かないとな」

「それより兄貴、気になってんだけど・・婚約指輪は?買ったのか?」

「そうだ。一哉、お前どうしてる?」

「頼んでる」

「いつ渡すんだ?」

「さぁな・・・」

「勿体ぶんなよ。兄貴」

「わからない。タイミングだな・・・あ~早く真理に会いたいな~」

「兄貴。病んでる?」

「お前が言うな。沙紀ってずっと言ってるだろ、良樹さんも。加奈子~って言ってるだろ」

「そうだよ。俺は加奈子に惚れてるし」

「俺だって、沙紀しか見えてないし」

「俺も、真理に惚れてる・・あんな女何処にもいないわ」

男3人のお惚気話を後ろで聞いていた・・。


全部聞いてしまった・・・3人が顔を赤くしている・・・
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