幸せになっていいですか
小さい声で3人が話し始めた・・・

「聞いちゃったねぇ・・・」

「私今にも泣きそう・・・」

「私も・・・真理と一緒に泣きそう」

「もう。沙紀は泣いちゃだめ。可愛い顔台無しよ」

「加奈子・・・あんたも大変だね~」

「真理に比べたら・・ずっとましよ」

「沙紀もこれから大変だね」

「運命ですから・・」

「どうする連絡?」

「こっち向いてってメールする?」

「それいいかも・・」

「じゃ私がする」

加奈子がメールした・・・

「加奈子からだ!」

「え?マジ?何処だ?」と立ちあがた

「どうした良樹さん?」

「まずい。聞かれたかも・・・」

「え?何が」

「今の話全部」

「えーーマジ!」

「俺らってホント警戒心なしか・・・後ろの席にいたことが気づかないなんて・・・」

良樹さんが後ろを向いた・・私達は可愛く手を振った

「お前らいつからいた?」

「秘密。」

「じゃ 白状してもらおうか」

3人がこっちの席に移って来た。

「お嬢さん一緒に飲みませんか?」と良樹さんが言った。

「じゃこっちにどうぞ」加奈子が返した。

「隣いいか?」一哉が座った。

「沙紀。隣座っていいか?」智哉が座った。

「さぁ~どこから聞いた?言ってごらん」と私の耳元で言った・・


「はじめから・・・」小さい声で答えた。
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