幸せになっていいですか
頬に何か当たるような感じがした

ふと目を覚ますと、一哉がキスをしていた。

「一哉・・・」

「おはよ・・・」

「起きる?」

「まだ早いよ」とギュッと抱きしめてきた・・

「じゃもう少し寝かせて・・・」とまた目を閉じた・・・

頭を撫でられるのが気持ちよくてまた眠ってしまった・・


「真理・・真理・・そろそろ起きろ~」

「え?今何時?」

「9時」

「あ!ごめーん。今ご飯作るね」と慌てて起き上がった

「もう出来てるよ」とやさしく笑っていた

「・・・ありがとう」

着替えてからリビングに向かった

朝ごはんを食べながら今日の予定を聞いた。

「今日は、お前の家の荷物をもって来ようか」

「え?」

「持ってこれるものは持ってくる。買うものは買う」

「要するに・・引っ越し?」

「だな」

「とりあえずいる物だけもってこいよ」

「わかったそうする」

「じゃ行くぞ」

食事も終わったので、私のマンションへ向かった
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