幸せになっていいですか
「真理はいつまでいるの?」

「一哉は明日帰るし・・私も帰ろうかと・・」

「真理、仕事は大丈夫だから、ゆっくりしたらいい」

「でも・・」

「加奈子さんがいるから大丈夫だよ」

「じゃ・・・後2日休ませて」

「わかった。連絡しておくよ」

夜も遅かったので、今夜はお開きとなった。



朝・・・目が覚めた・・一哉は寝ていたのでこっそり部屋を出た。

キッチンに向かった・・・お母さんと桜が支度をしていた。

「おはよう」

「まだ寝てていいのに」

「手伝うわ」言って一緒に朝ごはんを作った。

「真理。あんた上手いな。台所仕事もできるやん」と桜が言った。

「一人暮らしで慣れました」

「真理・・何も教えてないのに・・」

「母さん何言ってんの?学生の頃から厳しく教えたやん。覚えてないの?」

「あれだけじゃ序の口よ。もっと鍛えんと」

「・・・ほんまに言ってる?私やっぱ帰ろうかな・・」

「2日間覚悟しいや」

「・・・はい」3人が笑った。

「おはようございます」と一哉もリビングにやってきた。

男3人で仲良く話をしていた。


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