幸せになっていいですか
連絡を入れたので、ホームで一哉が待っていた。

「ただいま」

「お帰り」

「これから何処行くの?」

「とりあえずマンションに帰る」

「わかった」

「しかしあの荷物・・すごいな」

「もう届いた?」

「ああ・・どこに置く気だ?」

「え?そんなにあるの?・・どうしよう・・」

不安になりながら、マンションに向かった。

家に着いた途端、荷物の量に驚いた・・

「母さん・・やったな・・・」

「ん?何が?」

「あれほど要らへんと言ったのに・・・」

「あ~なるほどね・・」

「真理、このドレスは?・・」

「パーティ用」

「おぉ~早く見たいな」

「見せようか?」

「ああ」

着替えて見せた。濃いブルーでホルダーネックのロングドレス。背中が結構見えるデザインだ。

「どう?」

暫く黙ったままこっちを見ていた・・

「凄く綺麗だよ」

「ありがと・・」

後何着か買ったので暫く着せ替えショーになっていた・・



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