幸せになっていいですか
朝になった・・・

昨日二人で話したことをみんなに伝えた・・

私が別室勤務する条件で許された。

一哉や智哉さんのそばに置いておけるという理由だった。

この件の決着が着くまでと言うことで話が決まった。

これで彼女と話ができる・・

見えないわからない物とけりをつけられる・・

今まで以上に気合が入った。

「兄貴、真理さんがまた変わったな」

「ああ・・ちょっと怖いけどな」

「それどういう意味?」

「頼むからまくしたてないでくれよ」

「さぁ~どうしようかしら・・」と笑いながら言った。

「兄貴だけにしてくれよ。真理さん」

「もう・・そんなことしませんよ」と笑って言い返した。

今日は沙紀も一緒に出社することになった。

「真理よろしくね」

「こちらこそ」

4人で会社へ向かった。

さっそく彼女から連絡が入ってきた。

お昼に会いに来ると言っていた。

いよいよご対面か・・お昼が待ちきれない。

会社に着いて良樹さんに報告した。

暫くは加奈子とも別行動になってしまうが、会いに来てくれると言っていた。

さっそく私の期間限定の別室勤務が始まった。

まだ見ぬ彼女との対面の為に・・・
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