幸せになっていいですか
ただでさえ忙しい時なのに実家から家族がやって来た・・・

マンションを残しているので、みんなはそこに寝泊まりしている。

さすがに今夜は定時に上がりみんなを家まで招待した。

住んでいる家を見て驚いていた。

「えーとこ住んでんな~真理」

「実家と変わらんよ」

「あほか。こんなマンションなかなかないぞ」

「まぁくつろいで・・一哉も帰って来るし」

しばらくして一哉が帰ってきた。みんな揃って食事をし、何故か男達は上のバーへ行った。

女だけ残って部屋でお茶をした・・

桜さんがつわりの話のことで私が妊娠したと間違いし、大騒ぎになったと言っていた。

子供はそのうちね・・と親には言ったが、私もそんな歳じゃない・・

自然に任せて・・その言葉しか言えなかった。

旦那の悪口に近いような話で花が咲いた。

楽しい時間もあっと言う間に終わった・・・

桜さんのことも考えて、母と先に帰った・・・。


暫くして一哉が帰ってきた・・

相当飲んだらしい・・・すこし陽気な気分な感じだった。

「真理・・お前のお父さんはいい人だな・・兄さんも・・」

頭を撫でられた・・

意味が分からなかったが、おいしいお酒だったのはわかった。

次の日、昨日のことを聞いても教えてはくれなかった

秘密らしい・・・


パーティーまで後2日・・・












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