幸せになっていいですか
会場に入り、一哉の両親に挨拶へ行った・・

「真理さん!やっぱりそれでよかったわ」と母が褒めてくれた。

「お母さんありがとうございます」と頭を下げた。

「さぁみんなに挨拶してきてね」と肩をポンと押された・・

両親にも見つけたので挨拶へ行った。

「お父さん、お母さん、今日はありがとうね」

「真理!あなた・・綺麗ね・・」

「一哉の両親がくれたの・・」

「今夜は頑張りや」と涼介が一哉に言っていた

「涼介、余計なこといいな!」言い返したが、

「はい。頑張ります」と笑顔で答えていた

さぁ・・・パーティーが始まった・・

一哉はあいさつの前に系列企業から取引先まで挨拶周りに忙しかった。

招待されている企業の娘達が色々言ったり、断るのも大変そうだった。

私も一哉の近くにいたせいか、嫌なことも言われたが、

凛とした姿勢は崩さなかった・・・

とうとう挨拶がやってきた・・・

一哉のお父さんから始まり、そこで紹介されて一哉が挨拶をした。

智哉と変わり自分が社長に就任することを伝えると、どよめきもあったが、

拍手も上がった・・・。

そして結婚の報告も行われた。舞台に呼ばれて上がった。

「ここでもう一つの報告です。私事ですが、結婚をしました。隣にいる女性
 が妻の真理です。未熟者ですが、どうぞよろしくお願いいたします」

と頭を下げた。
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