幸せになっていいですか
マンションまで帰り、3人で夜までゆっくり過ごした。
「明日帰るんやね・・」
「向こうもお客さん多いからな・・真理は帰らんでいいんか?」
「今日は一日ええんよ」
「そっか・・・」
「真理、これ」と両親が私に通帳と印鑑をくれた。
「何これ・・・こんなんいらんよ」
「何かあった時に使え。子供が出来たらいるやろ」
「・・・こんなんもらったら、罰あたるわ」
「ええから、開けてみ」
開くと、とんでもない金額が入っていた。
「これは・・・もらわれへん・・・」
「今まで何もしてやれんかった気持ちやから・・受け取って」
手の中に置かれた。
「お父さん・・お母さん・・」
「ごめんな。こんなんしかできんで・・・」
「十分もらってるよ。私親不孝なことしてるのに・・・」
「いいや。自慢の娘や!」と笑って言ってくれた。
「お父さんとお母さんの娘でよかった」涙をこらえながら笑って答えた。
3人で過ごす時間もあっと言う間に時間が経った。
「今日はありがとう・・じゃ帰るわ」
「明日早いから、こんでええよ」
「あかん。送っていく。一哉が言ってたから」
「わかった。じゃ明日な」
今年最後、両親と過ごした・・・。
「明日帰るんやね・・」
「向こうもお客さん多いからな・・真理は帰らんでいいんか?」
「今日は一日ええんよ」
「そっか・・・」
「真理、これ」と両親が私に通帳と印鑑をくれた。
「何これ・・・こんなんいらんよ」
「何かあった時に使え。子供が出来たらいるやろ」
「・・・こんなんもらったら、罰あたるわ」
「ええから、開けてみ」
開くと、とんでもない金額が入っていた。
「これは・・・もらわれへん・・・」
「今まで何もしてやれんかった気持ちやから・・受け取って」
手の中に置かれた。
「お父さん・・お母さん・・」
「ごめんな。こんなんしかできんで・・・」
「十分もらってるよ。私親不孝なことしてるのに・・・」
「いいや。自慢の娘や!」と笑って言ってくれた。
「お父さんとお母さんの娘でよかった」涙をこらえながら笑って答えた。
3人で過ごす時間もあっと言う間に時間が経った。
「今日はありがとう・・じゃ帰るわ」
「明日早いから、こんでええよ」
「あかん。送っていく。一哉が言ってたから」
「わかった。じゃ明日な」
今年最後、両親と過ごした・・・。