幸せになっていいですか
元旦から家族でお祝いをした後は来客で大忙しだった・・・。

着物を着ているせいで、思うように動けない・・・

「真理・・・あんまりみせたくないな・・」

「もう見られてます。綺麗なお嫁さんって褒められたのよ」

「ほら、呼んでるでしょ。行って」廊下で別れた。

お嫁さんはゆっくりはできない・・沙紀と一緒に接客の準備に忙しかった。

バタバタと用事を済ませ、落ち着いたのは夕方だった・・・。

「真理、休んできて。もう終わったから」と沙紀が言ってくれた

「ごめん・・部屋で休んでくる・・」一哉の部屋へ行った

久しぶりの着物はしんどい・・・少し帯を緩めた。

携帯が鳴った。一哉だった。

今夜はもう休んでいいと言われた。着物も脱いでベットに横になった・・・。

いつの間にか寝ていた・・・。

いけない!と慌てて起きた時には一哉が部屋にいた。

「真理、休んでろ」

「でも下は?」

「もうみんな部屋に帰ったよ」

熟睡していて時間が分からなかった・・。もう夜の10時・・・

「一哉・・ごめんね・・」

「親父もお袋も寝かせてやれって言ってたから」

3日までは忙しいので、体調のことを考えてゆっくり体を休めた。
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