幸せになっていいですか
部屋へ帰った真理はベットに横たわった。

なんだろう・・・この複雑な気分は・・・

私の心に優志がいるのに、優志が出てこない・・・

あんなに素敵だった優志が・・・出てこない・・・

きっとお酒のせいだ・・。

明日から仕事だ・・・早く寝なきゃ・・・

シャワーを浴びて、リセットしよう・・・

そう思いながら・・・そのまま寝てしまった・・・


~朝、慌てて起きた。

急いで会社へ行く支度をして、チェックアウトをしていると、

「おはよう」

「新藤さん」

(もう仕事モードに切り替えなくちゃ・・)

「もう行くのこんなに早く?」

「朝食を食べてからいきます」

「一緒にどうですか?」

「ゆっくりできる時間がないので・・・」

「じゃ コーヒーだけでも」

「コーヒーだけなら」

「その荷物、俺の部屋で預かりますよ」

「迷惑はかけれません」

「これぐらいどうでもないですよ」

そういって、荷物を運ばせてしまった。

「じゃ今晩取りに伺います。お世話かけます」

「わかりました。また連絡ください」

「はい」

と少し話をながらティーラウンジでコーヒーを飲んだ。

「じゃ 先行きますね」

「じゃ後ほど」

私が先にホテルを出た。

今日は何だかすーっとする。あさから気持ちがいい。

この調子で、仕事が出来たらすごいはかどりそう。

加奈子が前を歩いてる。

(加奈・・えっ?何で隣に歩いている人・・・まさか・・・)

急いで会社の玄関に入った。
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