幸せになっていいですか
寝室へ行き、一哉が来るまで窓からの夜景をじっと見ていた。
一哉が私を変えてくれたように私も一哉を何とかしてあげたい・・・
今まではずっと傍にいて支えてくれた。
一哉はずっと優志のことを気にしている。優志を思っていても愛すると言ってくれた。
自分のことはいつも二の次・・・。
一哉が部屋に入って来た。後ろからそっと抱きしめてくれた。
「真理・・・さっきはごめんな・・・」
「いいの・・こっちこそごめんね」
ベットに座って話始めた。
「一哉・・・私はあなたの妻よ。もう優志とは何でもないの・・もう・・・自分を責めないで・・
お願い・・・あの事故はどうしようもなかった・・・。私達の運命だった・・・」
「わかってる・・・でもな俺が真理達の人生を狂わせた本人だ。優志が生きていたら・・・」
「・・・そうね生きていたら優志と結婚してたかもしれない。でも・・別れてたかもしれない
それは誰もわからない・・・」
「真理のことを愛してしまった時は物凄い罪悪感があった・・・優志にただ謝るしかなかった・・・」
「でも、あの手帳には私のことを託していたでしょ・・・一哉に頼んでたでしょ・・・」
「そうだけど・・・俺はずっと優志に嘘をついていた。真理のことが好きだってことを・・・」
「沙紀のことは?」
「知っていた・・・」
「俺は優志と真理のことを応援した・・でも心の中では・・・」
「優志に何か言われたことあるの?」
「俺が真理のことを意識していることは知っていたかもしれない・・・一度疑ってきたこと
があった・・・。でも俺は嘘をついた。その時は・・・」
「・・・って言うことは一哉、優志って・・・」まさかと一瞬思った。
「もしかしたら気づいていたのかもしれない・・・俺とあいつの仲だから・・・」
「優志って勘が鋭かったもんね・・・」
「本当の答えは優志にしかわからない・・・だからいつも優志に謝ってばかりなんだ・・・
優志がいなくなってからこんなことになってしまったから・・・」
「一哉・・・優志の最後の言葉、私の幸せを願っていたよね。私は一哉と幸せになった。
でもね・・・一哉の気持ちが幸せじゃなかったら・・・優志は悲しむかも・・・」
「あいつだったらそうかもな・・・」
「そうね・・・だから一哉、お願いもうこれ以上責めないで・・・優志の最後の言葉を・・・」
私から一哉をそっと抱きしめた・・・
これ以上伝えることをやめてしまった・・・
一哉が壊れそうで怖かった・・・
一哉が私を変えてくれたように私も一哉を何とかしてあげたい・・・
今まではずっと傍にいて支えてくれた。
一哉はずっと優志のことを気にしている。優志を思っていても愛すると言ってくれた。
自分のことはいつも二の次・・・。
一哉が部屋に入って来た。後ろからそっと抱きしめてくれた。
「真理・・・さっきはごめんな・・・」
「いいの・・こっちこそごめんね」
ベットに座って話始めた。
「一哉・・・私はあなたの妻よ。もう優志とは何でもないの・・もう・・・自分を責めないで・・
お願い・・・あの事故はどうしようもなかった・・・。私達の運命だった・・・」
「わかってる・・・でもな俺が真理達の人生を狂わせた本人だ。優志が生きていたら・・・」
「・・・そうね生きていたら優志と結婚してたかもしれない。でも・・別れてたかもしれない
それは誰もわからない・・・」
「真理のことを愛してしまった時は物凄い罪悪感があった・・・優志にただ謝るしかなかった・・・」
「でも、あの手帳には私のことを託していたでしょ・・・一哉に頼んでたでしょ・・・」
「そうだけど・・・俺はずっと優志に嘘をついていた。真理のことが好きだってことを・・・」
「沙紀のことは?」
「知っていた・・・」
「俺は優志と真理のことを応援した・・でも心の中では・・・」
「優志に何か言われたことあるの?」
「俺が真理のことを意識していることは知っていたかもしれない・・・一度疑ってきたこと
があった・・・。でも俺は嘘をついた。その時は・・・」
「・・・って言うことは一哉、優志って・・・」まさかと一瞬思った。
「もしかしたら気づいていたのかもしれない・・・俺とあいつの仲だから・・・」
「優志って勘が鋭かったもんね・・・」
「本当の答えは優志にしかわからない・・・だからいつも優志に謝ってばかりなんだ・・・
優志がいなくなってからこんなことになってしまったから・・・」
「一哉・・・優志の最後の言葉、私の幸せを願っていたよね。私は一哉と幸せになった。
でもね・・・一哉の気持ちが幸せじゃなかったら・・・優志は悲しむかも・・・」
「あいつだったらそうかもな・・・」
「そうね・・・だから一哉、お願いもうこれ以上責めないで・・・優志の最後の言葉を・・・」
私から一哉をそっと抱きしめた・・・
これ以上伝えることをやめてしまった・・・
一哉が壊れそうで怖かった・・・