幸せになっていいですか
いつもより遅く起きた朝・・・。

朝食を食べながらこれからの予定を聞いた。

「真理は何時に行く?」

「昼すぎ。一哉は?」

「俺は夕方でいい。それに今夜は帰らないし」

「私は帰って来るから・・・明日はここから行くからね」

「じゃ俺も帰ってくる」

「親孝行にならへんやろ。向こうから行かないと」

「じゃあの荷物はどうする?」

「私が持って行くから心配ないから」

「・・・わかった」

母に連絡を入れて3時ごろに行くと伝えた。

涼介から夕方まで出かけるとメールが着た。

「真理、涼介さん達、ここに来てもらったら?」

「何で?」

「俺は行く時間夕方だし、ここでゆっくりできるだろ桜さんも」

涼介に連絡し、一哉がいるのでここで時間と潰してとお願いしたら、そうすると言った。

「じゃ一哉、兄貴のことお願いね」

「真理の子供の頃の話聞いてみるな」

「それはあかん!絶対あかんで」

「怒ってる?」

「キレるかも」

「・・・わかった。聞かないでおくな」と笑いながら言った。

一瞬一哉の顔が意地悪そうにに見えた。

いらんこと言ったら涼介しめる。と心で呟いた。
< 310 / 329 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop