幸せになっていいですか
やってしまった・・・。

ロッカールームへ入ったら、みんなが着替えてない。

「忘れてた・・・」

「あんたマジって言ってる?」

「クールビズで今日から制服着なくてよくなったこと忘れてた?」

「忘れてた・・・」

「真理さ~ん今日すごくきれいですぅ」3課の女の子が言いにきた

「さっき廊下でみんな振り返ってましたよ」

「朝からお褒めのことばありがとね」

「え?いつもなら、はいはいって流すのに・・・真理さん熱ありますか?」

「無いよ。たまにはいいでしょこんな私でも」

「あ~みんなが狙いだすなぁ~真理さんのこと」

「まっさかー」と笑いながらロッカールームを出た。

部署に入って瞬間。

「真理あんたどうした?」

「って政子さん?あなたも?」

「クールビューティーが突然可愛く綺麗になったって噂があったから」

「へ?噂?」

(誰だそんな噂を流したの・・・)

「まっいいじゃん。さぁ仕事仕事」

「デスクにどっさりの資料」

上にメモ書き・・・打ち合わせ室にいます 新藤一哉

ファイルをもって打ち合わせ室に向かう。

良樹さんと加奈子に目が合った。

加奈子がガッツポーズをしている。

私はそれを見て、うん。とうなずいた
< 38 / 329 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop