幸せになっていいですか
こっちは心臓の音が外まで聞こえそうなくらい緊張してるのに・・・

一哉はどうしてあんなに普通でいられるのか??

慣れ?それとも芝居?それとも・・・考えているだけでパニックになりそう

やっぱ年上の余裕?・・・

私が知っている一哉・・・まだまだ知らなすぎる部分もある・・・

私も彼に黙っていることが私にはある・・・家族・・・過去・・

いつかは言わなきゃいけない真実を・・・

夜景を見ながらじっと考えた。

今言わなきゃ・・・

もうすべて話そう・・・


残っていた水を一気に飲んだ・・・


後ろから声が聞こえた・・・

「真理入ったら」


「じゃ 借りますね」

バスルームへ向かった。











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