幸せになっていいですか
部屋が薄明るく感じた・・・夜が明けだした・・・

後ろから包み込むように抱きしめてられて眠っていた。

少し動いてみたら起こしてしまった。

「ごめんね・・」

「真理・・」頭の上から声が聞こえる・・

くるんと向きを変えられた。お互いを見つめてる・・・

「嘘みたいだな・・」

「ええ・・ほんと嘘みたい」二人同時に笑った。

「真理・・綺麗だな・・・」手が頬を触った。

「今は言わないで・・恥ずかしいから」胸の中に顔を埋めた。

「ますます大切にしたくなった・・」その言葉に顔をあげて見た。

「ありがとう・・一哉」私からキスをした。

少し驚いた顔をしてこっちを見た。

「まだ襲ってほしい?」

「ゆるして。これ以上されたら壊れる」と少し逃げた。

引き寄せられて少し暴れたが、すぐ動けなくなった・・・

両腕をもたれてしまい動けなくなった・・

「真理・・愛してる」少し潤んだ瞳で見つめられた・・・

「一哉・・愛してる」

やさしいキスが落ちてきた・・

このままゆっくりと時間を過ぎていくのを楽しんだ・・





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