幸せになっていいですか
あの店に到着。この間のマグカップを見つけて、もう一つ購入。

「これは私から一哉へプレゼント」

「ありがとな。大事にするよ」

お揃いのマグカップになった。


次はバスローブ。

「真理の好きなの買ったらいいよ」

悩んだけど、結局同じものを購入。


次は食器。

和洋の食器を数点買った。

お揃いの物がどんどん増えていく・・・


「買いすぎだよ」

「いいんだよ。この先買わずに済むし」

「え?」

「もう真理しかいないから。早く買おうが一緒だろ」

すんなり言わないでほしい・・・顔が熱くなっているのがわかる・・

「耳まで赤いよ」耳元で言われた・・。

恥ずかしくなって何も言えず黙って歩いた・・。


「真理~!一哉!」聞きなれた声が聞こえた。

「政子さん!課長!」一気にドキドキ感が増した。

「おう!爆弾発言カップル!」課長が一哉を見て笑った。

「爆弾って・・・」二人とも少し笑った。

政子さんが課長と買い物に来ていた・・・

「ねぇ~お茶しない?時間ある?」

「いいですよ。なぁ真理」

「えっ・・いいに決まってんじゃないですかー」(ちょっと焦ってるけど)

近くのカフェに入った。
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