幸せになっていいですか
結局、山のように買い物をし、車へ戻った。

メールが届いた。良樹さんだった。

「連絡くれだって」と言うと、一哉が電話を掛けた。

「ああ・・うん・・だから・・わかった・・あはは・・えー!・・わかった」

(何?何?何か気になる・・・)

「じゃ 6時な」電話を切った

「今晩6時最上階レストラン集合」

「え?良樹さんと加奈子?」

「智哉と沙紀も」

「智哉って・・・社長!!」

「えーーーそれは行かない!行けない!・・・一哉・・行かないとダメかな?・・・」

「心配するな。俺の弟だろ。それに、加奈子さんどうするんだ?きっともう待ってるかもよ。」

「・・じゃ・・行く・・でも・・嫌だ・・」

車を走らせて一哉の家へ帰った。

マンションに着いたらロビーで加奈子と良樹さんが待っていた。

(一哉・・あんたの勘すごいわ・・)

「何?その荷物」

「買った。」

「何怒ってるの?喧嘩したの?」

「別に。」

「今夜の食事会行くの嫌だからね。加奈子悪いけどパス」

「あー智哉さんね。大丈夫よ。プライベートは全然違うから」

「だろ?加奈子さんもっと真理に言ってくれよ」

「真理?ねぇ一哉さん真理って言った?」

「うん。言った」

「ほぉ~そうきたか・・・」

「加奈子・・私・・何か嫌な感じが・・・」

「一哉さん。真理借りるね~」

「じゃ。良樹さん借りるわ~」

「どーぞ。返さなくていいから・・」

「加奈子~冷たいなぁ~」

一哉の家に向かった

4人で笑いながら一哉の家へ行った。
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