幸せになっていいですか
~一哉Side~

「一哉。よかったな」

「ああ。」

「真理ちゃん今すごくいい顔してるな」

「あの無邪気に笑う顔が素敵で、もっと笑っていてほしいって思うよ・・・」

「真理ちゃんには涙は似合わないもんな・・・」

「ああ。真理には悲しい涙はいらない・・・」

「真理ちゃんは特別の人になったみたいだな」

「ああ・・・」

「お前ら、これから大変だな・・・」

「俺が命かけても守るから大丈夫だよ・・」

「一哉のそんな人が出来て俺も安心した」

「今までありがとうな。良樹さん」

「お前自身が動いたことだ。俺は何もしてないぞ」

「でも、良樹さんが俺にきっかけ作ったじゃないか」

「あーそんなこともあったな~。でも最後は一哉が頑張ったからだろ」

「俺そんなに必至だったかな?・・・」

「始めはな・・後は・・早かった」

「惚れた負け・・・か」

「かもな。じゃ そろそろ行くか!」


二人はタバコを消して、二人が来るのを待った。




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