幸せになっていいですか
お待たせと言って二人がやって来た。

「加奈子着替えた?」

「真理?そんな服あったけ?」

「真理ちゃ~んその服、加奈子のだな」

「そうです。ちょっとイメチェンを・・・」(ばれるかも・・・)

「ほんとは違う理由があって。ね。真理」

「加奈子!ダメ」(もう・・ばれる!)

「まぁいいんじゃない!一哉さんのせいだって!」(あ!言ったな・・)

「あっ!真理ごめんな」(一哉さんまで・・・)

「真理ちゃ~ん。背中開いた服、ダメなんだ~もしかしてスカーフも?」その場で良樹さんが大笑いした。

「一哉のばか・・・」顔が真っ赤になりながら一哉の腕を叩いた。

みんなでレストランへ向かった。

入口に二人が待っていた。

「ごめん。待ったか?」

「いや。今来たとこ」

「兄貴。彼女か?」

「ああ。」

「こんはんは。西田真理です。よろしくお願いします」

「真理さん。え・・・兄貴・・もしかして・・・」

「それ以上言うな」

(一瞬嫌な感じがした・・・)

とりあえず店に入った。
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