幸せになっていいですか
個室に案内された。

「真理。紹介する」

「弟の智哉。わかっているけど、会社の社長な」(一哉に似てる・・兄弟そろってイケメンだわ)

「よろしく真理さん」

「よろしくお願いし・・」「ストップ」

「え?」

「今夜は役職なし。普段のままで。俺は一哉の弟。」

「じゃ よろしく」(きさくな感じで楽しそうな人かも・・・)

「妻の沙紀です。真理さんよろしくお願いしますね」

「こちらこそよろしくね」(すごく可愛らしい方・・それにこんなにお似合いとは・・)

「俺の彼女の西田真理さん。とても大切なひとだから・・」(ちょっと恥ずかしい)

「あっそれと・・・俺、彼女とこれから一緒に住むから」

「はぁ?・・・えーー!聞いてない!!一哉!」

「今決めた。」

「って今!何それ!今ここで言うこと!!」

「みんなの前で言うわ。真理。俺と一緒に住まないか?」

「・・・」(どうしよう・・・)

「真理。真理ちゃん~。真理さん。」

「真理~固まってるの~」加奈子が目の前にで手を振ってる。

「真理返事は?」

「・・・え?・・あっ・・・はい。・・」

「おめでとう!よかったな!兄貴」

「真理~これでご近所さんだー!」と加奈子が抱き付いてきた。

「へ?ご近所さん??」

「真理ごめん。黙ってて。じつわ・・私達ここに引っ越したの。この休みに」

「・・・引越し?」

「そう。智哉さん夫婦も」

「へ?・・・えー!知らなかったの私だけーー!」

「そう。ごめん真理」

「かーなーこー。あんたねぇ・・・」

「もしかして真理がこの中で一番怒ると怖いかも」

みんなが一斉に笑った
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